投資信託

50代こそiDeco(確定拠出年金)をすぐに始めるべき

年金と言うと「長期間積み立てるもの」と思ってしまいがちですが、実はiDeco(確定拠出年金)は50歳以上の方こそお得になる制度です。

所得の高い50歳以上の方こそiDeco(確定拠出年金)は有利

iDecoとつみたてNISAはデビュー時期がほとんど一緒で、同じように投資信託が中心の積立ですので混同されがちです。

いろいろ細かい点はありますが、簡単に言えば「iDecoは積立額が所得控除になる」のに対し「つみたてNISAは利益と配当が非課税になる」と覚えておけば良いと思います。

⇒ iDeCo(確定拠出年金)とつみたてNISAの違い

そうすると税金に関する効果は「積立額が所得控除になる」iDecoは即効性があるのに対し、「利益と配当が非課税になる」つみたてNISAは投資期間が長期に亘るほど有利になるということがわかります。

所得控除ということは所得税の高い人ほど得になるということですので、「所得が高く、長期間の積立は時間的に難しい」50歳以上の方にとってはiDecoの方がつみたてNISAよりも有利な制度であると言えます。

所得税率が33%を越えるような所得のある人は最初から3割を超える利回りを得ている計算ですので多少の相場変動があっても十分に吸収できるかと思います。

またiDecoの最大のデメリットである「60歳まで引き出し不可」についても、すでに50歳を越えていれば、60歳まで後10年ですので見通しは付くと思います。

さらに年金として受け取る時にも、税金の対象となるのはあくまで「殖えた分だけ」ですので、積立期間が短ければ計算上それほどあるというわけではないと思われ、利益と配当が非課税になるつみたてNISAのメリットは薄れますので、50歳以上の方はつみたてNISAよりもiDeco(確定拠出年金)を優先して積み立てるべきかと思います。

iDecoの始め方

まずは運用する金融機関を決める必要があります。

手数料や選べる投信の種類などを考えると、楽天証券、SBI証券、マネックス証券が有利ですが、新たに口座開設などの手続きが面倒ならば、大手銀行や大手の証券会社でも取り扱っていますので、そちらで始めるのも問題ないかと思います。

⇒ 銀行でする「つみたてNISA」

ネット証券であればネットで、大手の銀行や証券会社ならばで店頭窓口で申し込めば親切な申込書がもらえるので所定の手続きに沿って行えば簡単に始められます。

投信のリスクを取りたくない場合は定期預金運用で

投信はあくまで株や債券などに投資するものですから、最悪の場合は元本割れする可能性があります。特に運用期間がそれほど長くないのでいったん沈んで回復する前に満期ということも考えられます。

あくまで相場次第ですのでこればかりはどうなるかわかりませんが、もしもそのリスクを負いたくないという場合は「定期預金」でもiDecoを積み立てることができます。

iDecoには些少ではありますが国民年金基金連合会や委託先の金融機関の経費など必ずかかる手数料があります。今のような低金利下では、定期預金でその分を回復できるかは難しいところですが、些少な額(初回2,777円、毎月167円~617円)ですので、所得税の控除分で十分に賄える範囲です。

もし投信での運用リスクに不安のある方は定期預金を選ぶのが良い選択肢かと思います。

⇒ iDeCoの定期預金運用ならノーリスク運用が可能

どのような運用方法を選ぶにしろ、国が税金をまけてくれるというのですから、有難くやらせていただくのが賢明かと思います。すぐに始めるべきでしょう。