金融・投資信託

投資信託をどのくらい貯めれば不労所得で生活できるか

確定拠出年金、つみたてnisaなどで投資信託を始めた方も多いと思います。

株式やETFですと「配当」という形で現金で収入が入ってきますが、投資信託は元本に組み入れられるので、現金収入が欲しい場合は「取り崩す」ことになります。

しかし「取り崩す」とせっかく貯めた資金がなくなってしまうような気がして、もったいなくてなかなかできません。

そこで「元本を減らさない程度に取り崩す場合の目安」を考えてみたいと思います。

S&P500の利回りと利益成長率で考えてみる

(アメリカの株価指数であるS&P500の投資信託を買うものとして試算しています)

投資信託の場合、配当も元本に組み入れられますので、本来はその分を取り崩しても元本が減るということはないと考えられます。

また債権ではなく株式を買っているので、株価の上昇分も配当の一種と考えればその分を取り崩すのも問題ないはずです。

事実S&P500の上位構成銘柄であるアマゾン、フェイスブック、アルファベット(Google)などは無配ですから、「配当相当額」だけを取り崩していると、理論的には元本が増えていくことになります。

今回の命題は「元本を減らさない程度に取り崩す場合の目安」ですから、値上がり分の一部は使ってしまっても構わないと考えます。

2018年9月現在のS&P500のデータは

利回り 約1.8%

EPS(利益成長率)約5%   です。

EPS(利益成長率)通りに株価は上がって行くとは限りませんが、長い目でみればこの値に収束していくはずです。

そうは言っても「捕らぬ狸の皮算用」ですので、その半分の2.5%程度は株価は上昇すると考えることにします。

そうすると「元本を減らさない程度に取り崩す場合の目安」は年間1.8+2.5=4.3%ということになります。これを月に直すと4.3÷12=0.358%となります。

つまりS&P500の投資信託は月0.358%取り崩しても元本は減らないと考えることができます。

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投資信託がいくらにばれば不労所得で生活できるか

私の2018年10月2日現在の投資信託の残高は

確定拠出年金 177,986円

つみたてNISA 259,044円

楽天ポイント投資ほか 164,129円

合計 601,159円です。

この0.0358%は2,152円ですから、まだまだ投資信託の利回りで生活できそうにありません。

それではいくら残高があればどのくらいの収入になるか計算していきましょう。

月 10,000円の収入 ⇒ 2,793,296円

月 30,000円の収入 ⇒ 8,379,888円

月 50,000円の収入 ⇒ 13,966,480円

月100,000円の収入 ⇒ 27,932,960円

月200,000円の収入 ⇒ 55,865,921円

月300,000円の収入 ⇒ 83,798,883円

月500,000円の収入 ⇒ 139,664,800円

月1,000,000円の収入 ⇒ 279,329,600円

なかなか大きな金額です。月に200,000円の不労所得を得るには55,000,000円が必要だということです。

しかしこれは今すぐ用意する必要はありません。あくまで不労所得が必要となったときにあれば良い金額です。

先ほど言った通りS&P500の配当1.8%、利益成長率5%ですから年間6.8%の利回りを期待できます。これで複利で運用していた場合どうなるでしょう?

私は「確定拠出年金」と「つみたてNISA」と「楽天ポイント投資ほか」で年間100万円ほど投資信託を買っています。これを20年続けた場合どうなるでしょうか?

1,000,000円×1.06820+1,000,000円×1.06819+・・・+1,000,000円×1.068

42,838,791円となります。

月額に直すと 42,838,791円 × 0.00358 = 153,362円 となりました。厚生年金が約20万前後ですからかなりの金額です。

もっと若い方はどうでしょう?これを30年続けた場合凄いことになります。

1,000,000円×1.06830+1,000,000円×1.06829+・・・+1,000,000円×1.068

= 97,325,729円   ほとんど億まで行きました。

月額に直すと 97,325,729円 × 0.00358 = 348,426円

これだけあれば公的年金と併せてかなりのゆとりができそうです。

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年100万円の投資は難しいことではない

ここで思い出してほしいのは、私のやっている年100万円の投資はそれほど無理やりではないということです。

税額の控除がある「確定拠出年金」、利益に税金がかからない「つみたてNISA」、楽天ポイントなどのポイント分を投資する「楽天ポイント投資」。どれも非常に負担感の少ない投資です。ほとんど楽しみながらやっています。

それを「ただ続ける」というだけで、若い方なら月300,000円以上の不労所得を元本を減らすことなく将来もらい続けることができるのです。

かのバフェットが「ゆっくりとお金持ちになる方法なら存在する」と言っているのはまさにこのことで、時間を味方につけることで確実に資産を増やすことができます。

つみたてNISAの導入を契機に、証券各社の努力によりアメリカなどの株式投信を非常に低いコストで、しかも少額から購入できるようになりました。さらに税金まで負けてくれるというのですからやらない手はないと思います。