金融・投資信託

今回の株価下落でつみたてNISA「毎日積立」はマイナスに(3月24日現在)

トランプ政権の対中制裁でまたまた株価が下落しています。1日100円を15口ずつ淡々と積立してますので、これがどんな状況になっているかご報告します。

アメリカ経済は全体としてみれば健全ですので多少時間はかかるかもしれませんがあまり心配はしていません。

投信別一覧表

投信名 時価評価額 投入金額 評価損益 成長率
ひふみプラス 3,991 4,100 ▲ 109 97.34%
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 4,167 4,300 ▲ 133 96.91%
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) 4,341 4,500 ▲ 159 96.47%
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 4,224 4,400 ▲ 176 96.00%
ニッセイ 外国株式インデックスファンド 4,252 4,500 ▲ 248 94.49%
野村つみたて外国株投信 4,157 4,400 ▲ 243 94.48%
iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし) 4,243 4,500 ▲ 257 94.29%
楽天・全米株式インデックス・ファンド(全米株式) 4,243 4,500 ▲ 257 94.29%
たわらノーロード 先進国株式 4,239 4,500 ▲ 261 94.20%
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 4,236 4,500 ▲ 264 94.13%
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(全世界株式) 4,235 4,500 ▲ 265 94.11%
iFree S&P500インデックス 4,225 4,500 ▲ 275 93.89%
eMAXIS Slim 国内株式インデックス 4,404 4,700 ▲ 296 93.70%
ニッセイTOPIXインデックスファンド 4,404 4,700 ▲ 296 93.70%
合計 59,361 62,600 ▲ 3239 94.83%

全体のパフォーマンスは改善

ダウ30 3月24日:23,533.20 2月10日:24,190.90 ▲2.7%

日経225     3月24日:20,617.86 2月10日:21,382.62 ▲3.6%

このように株式市場全体は2月10日時よりも大きく下落してします。その中で全体としてもパフォーマンスは93.54%⇒94.83%とむしろ改善しています。

毎日買っていますので購入単価が切り下がっていることが原因です。

ただし今回の下落でまた安く買えていますので、株価が戻ってくれれば回復するのも早いかと思います。

アメリカの株式はこれまでの歴史を見ると、一時的な不調の時期はあってもその後に常に高値を抜いて来ていますので目先のマイナスを気にせずに積み立てて行きます。

日本株は相対的に低パフォーマンス

個別投信を見ると、eMAXIS Slim 国内株式インデックスとニッセイTOPIXインデックスファンドという日本株ファンドの低迷が目立ちます。

公文書を書き換えるような国の経済を信頼できるはずもありませんので、世界の動き以上に株価は低迷しているのでしょう。こういうことを本質的な意味で悪いとは思っていない国民性ですし、バブル以降株価が高値を更新できない理由もここにあります。日本株は長期的な投資には向かないと思います。

株価下落時の積立NISA「毎日積立」の状況(2月10日現在)

今回の世界的な株価の下落で投信の「毎日積立」がどんな状況になっているかご報告したいと思います。

積立NISAも始まったばかりでまだ始めようかどうか迷っている方も多いかと思います。そんな時に「悪い状況の時はどんな感じか」というのは有益な情報かと思いますので公表いたします。

また今から始めるとすれば現在のマイナスの分だけ優位に立ってスタートできますので参考になるかと思います。

毎日積立2月10日現在の成績(成長率順)

投信名 時価評価額 投入金額 評価損益 成長率
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) 1,732 1,800 ▲ 68 96.22%
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 1,628 1,700 ▲ 72 95.76%
ひふみプラス 1,233 1,300 ▲ 67 94.85%
eMAXIS Slim 国内株式インデックス 1,783 1,900 ▲ 117 93.84%
ニッセイTOPIXインデックスファンド 1,781 1,900 ▲ 119 93.74%
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 1,687 1,800 ▲ 113 93.72%
iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし) 1,674 1,800 ▲ 126 93.00%
iFree S&P500インデックス 1,674 1,800 ▲ 126 93.00%
野村つみたて外国株投信 1,580 1,700 ▲ 120 92.94%
たわらノーロード 先進国株式 1,671 1,800 ▲ 129 92.83%
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 1,670 1,800 ▲ 130 92.78%
ニッセイ 外国株式インデックスファンド 1,669 1,800 ▲ 131 92.72%
楽天・全米株式インデックス・ファンド(全米株式) 1,661 1,800 ▲ 139 92.28%
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(全世界株式) 1,661 1,800 ▲ 139 92.28%
合計 23,104 24,700 ▲ 1596 93.54%

1月中旬のとても高い水準からもスタートですので今回の株価下落の影響をもろに被った形となっています。

アメリカ株式を中心としたファンドが多いので、どれも7~8%のマイナスとなっています。NYダウは1月26日の終値ベースの最高値26,616.71ドルから2月8日の23,860.46ドルまで約8.9%下げていますのでほぼ市場の下落の通りといった感じです。

そうした中、ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)とeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は比較的傷が浅く済んでいます。ファンドに債権が入っているので株価上昇時には物足りないと感じますが、こういう下落時にも安定してくれていますのでポートフォリオの中に入れておくと精神的に少し楽になります。

また世界株式系は、ほぼ同じような原資産なのですがファンドごとに微妙に価格が違っています。その中で鳴り物入りで登場した期待の楽天・全米株式インデックス・ファンド(全米株式)、楽天・全世界株式インデックス・ファンド(全世界株式)が最下位とブービーというのはいただけません。これから本領を発揮してもらえるか注目です。

どちらにしろ投資信託は「長い目」で見るべき商品ですのでこういう相場の動きにも一喜一憂しないで淡々と積立を続けていきます。