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楽天アフィリエイトの計測期間短縮の影響を検証してみた

2019年4月から楽天アフィリエイトの計測期間が30日から1日に変更されました。

代わりに売れた商品によっては料率が上がるものがあり、楽天としてはバランスを取っているようですが、本当のところはどうでしょうか。

私のブログのケースで検証してみようと思います。

発生件数は大きく減少

計測期間が大幅に短縮されたことにより、予想通り発生件数が減少しています。

今回の変更でも変わりがなかった「楽天トラベル」「楽天カード」「楽天ウェブ検索」を除く、一般の物販は4月23日時点で13件しかありません。

一方、今年2月(3月は決算月なので発生が多いのであえて少ない2月を選択しました)は1月で53件でしたから、また今月は5日残っていることを差し引いても1/4にまで減少しています。

アフィリエイト報酬は変わらなかった

それではアフィリエイト報酬はどうでしょうか。

何とこれだけ件数は下がったにもかかわらず報酬は変わりませんでした。

2月は53件で2,865円でしたが、今月は13件ですが2,946円になっています。

この記事を書こうと思った時は「楽天の計測期間変更で収入が激減した」というトーンで行くつもりでしたが、調べるとあまり変わっておらず(むしろ増えている)ちょっと拍子抜けです。

ただ内容をよく見てみるとある傾向に気が付きました。

これは今後の楽天アフィリエイト対策に使えるかもしれません。

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紹介した商品以外の売り上げは期待できない

楽天アフィリエイトの良い点は楽天のどこのクリックをしても1か月間はクッキーが有効で、その間に買い物してくれれば自分のポイントになるというところでした。

2月にはそれが26件もあったのですが、今月は4件に激減しています。

15件のマイナス。減少率は85%です。

反対に紹介した商品の方はどうでしょうか。

2月にはそれが27件でしたが、今月は9件です。

18件のマイナス。減少率は67%でした。

わずかですが「紹介した商品」の方が売れてます。

1日の計測期間ですから、紹介した商品が売れるのが当たり前といえば当たり前ですが、やはり1月という長い計測期間をあてにして「何か売れるだろう」戦略は難しくなったといえるでしょう。

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楽天ブックスの紹介は無駄かも

今回の変更で一番落ち込みが大きかったのが、この「楽天ブックス」です。

「ヨメレバ」の仕様変更で、楽天の方がアマゾンよりも優先される仕様に変更になったせいか、クリック数は大きく増えましたが。成果はほとんど上がりません。

今月はクリック170に対し、成果はたったの1件です。

それでも以前であれば、楽天ブックスへのクリックが他の商品の売り上げにつながっているのではと思えましたが、今回の変更で他の店舗での売り上げはほぼ期待できなくなりましたから、楽天ブックスへのクリックはほぼ「無駄クリック」になってしまっています。

本を紹介するのであれば、amazonの紹介リンクを貼った方が断然効率が良いかと思います。

楽天トラベルへの影響が一番深刻

私が他でやっている主力ブログは旅行系ですので、楽天トラベルのアフィリエイトが一番大きな問題です。

楽天トラベルはアフィリエイト料率1%と他の旅行系のアフィリエイトよりも圧倒的に低いので、あまり効率が良くありません。

これも楽天ブックスと同じように、他の商品の売り上げにもつながることを期待して貼っていたのですが、それが期待できない現状では、ただの「料率が低いだけのアフィリエイト」に成り下がっています。

今回の計測期間の変更で「楽天トラベル」はその対象になっていなかったので安心していたのですが、どうもここが一番深刻なようで、細かく見ると疑問点が湧いてきます。

①楽天トラベルへのクリックで楽天市場の商品が売れた場合のクリックの有効期間。

②楽天市場の商品へのクリックで楽天トラベルでの有効期間。

これまではどちらも「30日有効」でしたが、今回の変更でどちらも1日に短縮された可能性があります。(明記していないのでわかりませんが、明記していないところを見ると不利に変更された可能性が高いです)

こうなると「楽天トラベル」のアフィリエイトを貼るメリットはほぼ失われるわけで、しばらく注意深く見守る必要があるかと思います。

ただし旅行系サイトの中で「楽天トラベル」のシェアを考えると、乗り換えても収益が上がる保証はありません。

その辺りも悩ましいところです。