歯磨きがインフルエンザの予防に効果があると聞いて、さっそく調べてみました。
確かに理論的にも十分説得力がありましたので、さっそく実践しています。
なぜ歯磨きがインフルエンザの予防になるか
我々の身体はかなり高度な病気に対する防御機能を持っています。
ですからインフルエンザといえども、そう簡単には我々の体内には入り込めません。
インフルエンザウイルスはヘマグルチニンと呼ばれる突起があり、そこから我々の細胞内に入り込みます。
インフルエンザワクチンはこのヘマグルチンに結合することで、我々の細胞内の入り込めなくしてインフルエンザの感染を防止します。
ところが口腔内の細菌は、ヘマグルチンの突起を二つに割って、ワクチンとは反対にウイルスが細胞内に入り込む手伝いをしてしまっています。
ですから口の中が汚れていればいれほど細菌が増殖しますから、よりインフルエンザが細胞内に入り込みやすい環境ができてしまいます。
朝一の口腔内が乾いた状態が最も危ない
朝一番は口の中が乾いてしまっていて殺菌効果のある唾液が極端に少なくなっていますので、特に細菌が繁殖しやすい状態になっています。
それが、前夜からずっと続いているわけですから、まさに口の中は細菌で一杯の状態になっているわけで、そのサポートを受けてインフルエンザウイルスが細胞内に入り込みやすくなっていると言えます。
それを防ぐためには次のような方法が考えられます。
①朝一に起きたらすぐに歯を磨く。
②夜寝る前に細菌を残しておかないように念入りに歯を磨く。
③どちらの場合もデンタルリンスなどでさらに効果を高める。
④夜の間に口腔の乾燥を防ぐために水分の小まめに摂る。
私はもともと②~④まではやっていましたから、①のみを今回追加しました。朝の歯磨きは朝食後だけでしたが、朝起きてすぐにも磨くようにしています。
なお歯磨きを念入りにするために電動歯ブラシを購入しました。
家電メーカーの値段の高い歯ブラシがいろいろありますが、私がGUMが出している簡易的な電動歯ブラシで充分かと思います。2,000円もしないので複数本買って、会社用とか旅行用にしても良いと思います。
デンタルリンスは各メーカーから出ていますのでお気に入りのもので充分かと思います。私はこれもGUMの「ナイトケア用」のデンタルリンスが効きが良さそうかなと思い使っています。
枕元に置く飲み物はサンガリアの「伊賀の天然水 強炭酸」を箱買いして使っています。強炭酸なので一晩中枕元に置いておいても炭酸が抜けませんのでおすすめです。サンガリアなので値段も安いです。楽天ポイントやTポイントなどが余っていたら買うのにちょうど良いです。
また夜にお酒を飲んで寝ると特に口の中が乾くような気がしますので、インフルエンザの期間は禁酒した方がよいかもしれません。(私はダイエット目的でお酒は控えています)
おかげ様で今シーズンは我が家は誰もインフルエンザに感染していません。もちろん予防注射の効果はあるかとは思いますが、こういう事を知らず知らずにやっていたというのも大きいかと思います。
歯を念入りに小まめに磨くというのは、このインフルエンザ予防の他にも、口臭対策などにもなり、決して損することではありませんので、これからも続けていこうと思います。