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freee【無料】で今年の確定申告が簡単に完了

私は給与所得の他に、アフィリエイト収入、ビットコインの売却益、海外FX売却益などの収益があるほか、住宅ローン控除、確定拠出年金、ふるさと納税もあるので、確定申告が必要になります。

毎年いつも面倒くさいことになっていますので、今年から会計ソフト「freee」を導入したところ、とても簡単かつ迅速に処理ができました。

確定申告はなぜ面倒くさいか

確定申告の書類をよくよく見ると、とてもよくできていることがわかります。

私のような給与所得者で源泉徴収を経ている場合は、源泉徴収された分も含めて全ての収入と控除を記載させて本来の税金の額を算出したうえで、これまで支払った源泉徴収税額を差し引くという作りになっており、とてもわかりやすく理にかなっています。

別に難しくもなんともなく至極当たり前の簡単な処理をしているにすぎません。

それではなぜこうも毎年煩わされて、難しいと思ってしまうのでしょうか?

私が思うに国などの公共機関の書類は「あらゆる人、あらゆる場合でも使うことのできる書類」となっているからだと思います。

確定申告の書類で言えば、例えば医療費控除しか使わない人でも、所得額や社会保険料などを入力しなければならず、さらにここだけ記載すればいいのかどうかもわからないので、本当に合っているのか疑心暗鬼になってしまいます。

ましてや、私のように「アフィリエイト収入」から「住宅ローン控除

税務署で聞けば教えてはもらえますが、確定申告時期にはそんな人で一杯なので、それこそ一日仕事になってしまいます。

無料から使える会計ソフト「freee(フリー)」

会計ソフト「freee」なら簡単に作成できます

さすがに一番人気の会計ソフト「freee」です。簡単に確定申告の書類が作成できます。

今回、私が行った処理をご紹介します。

基本事項の入力

①住所・氏名・電話番号等を入力する。

普通に入力するだけです。

②仕事内容を入れてから「簡単モード」か「通常モード」かを選ぶ。

簡単モードなら必要最低限の入力だけなのでおすすめです。

③提出方法の選択

税務署・郵送・電子申告などが選べます。今回は税務署に提出を選びました。

収支の入力

①源泉徴収票の入力

指示に従い当該項目を入力するだけです。

②給与以外の収入の入力

こちらで「アフィリエイト収入」や「海外FX」の収入を入れました。

支払者名・収入・必要経費等を入れます。

経費については今回はエクセルで管理していましたので支払者別に合計額だけ入力しました。

③株式等の入力

分離課税である日本の株式の売買がある場合は入力します。

今年は日本株は動かしていないので使いませんでした。

④FX等の取引の入力

日本のFXはやっていませんので入力しませんでした。

⑤仮想通貨の取引

対象者が多いのか、雑収入の中でも「仮想通貨」だけが入力欄が用意されています。

会社別に損益と必要経費を入力しました。

⑥前年度損失繰越

ある場合は入力します。私はなかったので記載していません。

⑦配偶者・子供などの入力

扶養に入るべき家族を入力します。私は妻と長女は扶養外なので長男だけ入力しました。

⑧医療費控除の入力

病気や怪我の治療などで使ったお金が合計 10 万円を超えた場合に入力します。

私は使っていないので記載はなしです。

⑨生命保険・地震保険の入力

生命保険は確定申告のときに書いてあれば入力は必要ありません。

地震保険だけ入力しました。

⑩その他社会保険料の入力

昨年はありませんでしたので記載なしです。

今年から20才の長男の国民年金を支払うことにしたのでここに記載することになります。

大学生の子供の分を払うかそうか迷いましたが、国民年金を払うとその分も控除になるので2年分払うこととしました。

⑪ふるさと納税の入力

ふるさと納税をした自治体名と金額を入力しました。

⑫確定拠出年金の入力

小規模企業共済の欄に記載しました。

⑬住宅ローン控除の入力

必要事項を入力しました。

内容の確認・印刷

これだけ入力すると、「freee」の方で自動的に確定申告用の書類を作成してくれます。

次の画面に確認用の画面が出ますので、okならば、還付金の振込口座を入力の上、申請書を出力します。

*昨年末に高性能のプリンターを買いましたが、出番が来ました。

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マイナンバーの記載および添付書類の添付

申請書を印刷したら一枚目にマイナンバーを記載の上、捺印します。

最後に必要な添付書類を台紙に糊付けします。

・マイナンバーカード、もしくは通知カード + 本人確認書類 の写し

・給与所得の源泉徴収票

・小規模企業共済等掛金の掛金額の証明書

・地震保険料の支払額が分かる証明書

・寄附した団体などから交付を受けた寄附金の受領書

・住宅借入金残高証明書

・住民票の写し

・住宅工事の請負契約書、売買契約書など、取得年月日、金額、面積などが明らかになる書類

などですが、下二つは住宅ローン控除初年度のみ添付が必要ですので。今回は付けていません。

これ以外は、調査が来たらそれに対応できるように準備しておけば良いものですから、一応出せる準備だけはしてあります。



税務署に行ってみての感想

昨日、管轄税務署の方に出向き、確定申告書を提出してきました。

10名くらい並んでいましたが、それほど待ち時間は多くありませんでした。

係りの方に見てもらいましたが、修正点等全くなしで手続きが終わりました。

毎年、いろいろ頭を悩ましながら記入している確定申告書ですが、今年は「freee」のおかげで短時間で自信をもって作成することができました。

確定申告書を作るだけでしたら「無料」バージョンで充分ですし、私のような個人の副業レベルでも、一番安い「スタータープラン」(月額980円)で事足りるかと思います。

税務署の書類をいきなり書くよりも、ソフトを使った方が断然楽に確定申告書を作成できますので、まずは無料サービスで確定申告書を作ってみることをおすすめします。

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