楽天ポイント投資は御存じでしょうか?
投資信託を貰った楽天ポイントで購入する投資法です。手持ち資金0、追加資金も0で始められるお手軽な「投資」です。元手が全くなくても始められる投資ですので主婦の方やこれから社会に出ていくための勉強として学生の方にもおすすめです。
仮に相場が下がってマイナスになってたとしても投資したのは「ポイント」だけですので、あまり痛みを感じません。とてもリスクが低く精神的にも楽な投資法かと思います。
学生である私の子供にも「経済の勉強のため」に始めさせましたが、今では喜んで投資に励んでいます。お金が貯まると同時に社会勉強もでき一石二鳥です。
楽天ポイント投資のメリット
この楽天ポイント投資の利点は何といっても「ポイント」で投信が買えるということです。「所詮はポイント」ですので「捨てたつもり」で買えるのが良いところです。
株式相場が下落して買った投信が値下がりすることもありますが、もらったポイントで買っただけですので、気にせずに残高を増やしていくのが良いかと思います。
楽天証券で100円からポイントでも購入可能
以前は「投資信託」と言えばお金持ちが多額の資金を運用のプロに任せるという感じの商品でしたが、このところの「確定拠出年金」や「積み立てnisa」などの新サービスの投入によって、各社とも裾野を拡げるべく、100円というとても少額な単位での買い入れも可能となっています。
また投信の商品も以前は信託手数料が1%以上のものがほとんどでしたが、これも最近は0.2%台以下と世界標準のとてもリーズナブルな優秀な商品が増えてきて投資信託に投資する環境が整ってきています。
投資信託の運用成績ですが、商品によってバラツキはありますが、ここ数年来の世界的株高によって年率で20%以上のパフォーマンスを上げているものもあり、1日でも早く始めるのが良いかと思われます。
楽天ポイント投資の始め方
楽天ポイント投資をするには
①楽天の会員になり
②楽天証券の口座を開く
ことは必須です。さらに
③楽天カードを作り
④楽天銀行に口座を開く
と楽天ポイントがより多く貯まったり、資金移動などがスムースにできたり、ボーナスで楽天ポイントがもらえるなどいろいろお得なのでやっておいた方が良いでしょう。
楽天ポイントを集める方法
この投資法で使えるのは楽天の「通常ポイント」だけです。期間限定ポイントや楽天キャッシュでは投資信託は買えません。ですからいかに「楽天通常ポイントを集めるか」がこの投資法の肝となります。
①楽天市場での買い物が基本
まずは楽天ポイントですので楽天市場での買い物が基本となります。買い物金額の1%の通常ポイントがもらえます。
②楽天カード決済をする
楽天市場内でも外でも楽天カードを使って決済すると1%の通常ポイントがもらえます。
③楽天Edyを利用する
楽天市場のアカウントとEdyを設定で紐付けておけば利用で0.5%、チャージで0.5%の計1%の通常ポイントがもらえます。
④楽天モバイルに加入する
楽天モバイルに加入していると楽天市場での買い物金額の1%の通常ポイントが追加で付与されます。
⑤楽天銀行を利用する
楽天銀行のハッピープログラムに加入すると口座の入手金など口座を利用するごとに楽天ポイントが1~3ポイントもらえます。
⑥期間限定ポイントや楽天キャッシュはダメ
楽天スーパーセールなどで付与されるポイントのほとんどは「期間限定ポイント」となり投資信託購入には使えません。また楽天キャッシュも使えませんので注意が必要です。
⑦他ポイントから楽天ポイントに交換したものはダメ(注意)
他のクレジット会社まどでためたポイントから楽天ポイントに交換したものは楽天の通常ポイントではありますが投資信託の購入には充てられません。
おすすめ投信銘柄
最後に購入する投信の銘柄のおすすめですが、私はアメリカ株投資が好きなので
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))
eMAXISSlim先進国株式インデックス
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
あたりを使っています。どちらも運用成績が良く、手数料も安くてとても優秀なファンドです。どれを選んでも間違いないかと思います。
その他の投信、例えば日本株の投信などをお考えでしたら、信託手数料が0.2%以下のものから選ぶと良いでしょう。
投資の勉強と思って始めるのが良い
主婦や学生の方で投資の勉強をしたいが自分のお金を出すのが怖いという方はたくさんいるかと思います。
この「楽天ポイント投資」であれば、その怖さを最小限にして投資が始められます。特に学生の方はこれから社会に出る前に経済の動きを知っておくことはとても大きなメリットとなると思います。
私の経験から言っても、実際に自分が投資しているかどうかで経済に対する関心は全然違います。勉強してみようかという動機付けにもなります。それはこれから社会に出る前のアドバンテージになるとともに大きな財産となるかと思います。