GW・正月などの混雑日の当日に新幹線に乗る場合、指定席はなかなか取れません。
ダメ元ですが何とかなるかもしれない裏技をご紹介します。
こういう日は「こだま」しかない
こういう日ですから「のぞみ」や「ひかり」の指定席・グリーン車とも期待できません。
こういう日は「こだま」一択です。
「エクスプレス予約」で普通に新大阪~東京と調べても「こだま」は出てきません。わざわざ下の方にある「ひかり・さくら・こだまのみ検索」にチェックを入れる必要があります。
その分ネット予約する人の盲点になっていますので空いている可能性が高まります。
さらに「グリーン車」まで選択肢を広げれば可能性はさらに高まります。こだまのグリーンにお金を払うのは少し馬鹿らしいですが、背に腹は代えられません。
「こだま」と聞くと、全駅止まって「とても遅い」という印象があるかと思いますが、それでも新幹線ですので馬鹿にはできません。
大体「新大阪~東京間」を4時間で行きますから、このくらいの時間でしたら、座れればネットで音楽や映画を見ていればそれほど苦ではありません。
自由席で立っていくよりは遥かにましです。
まだネット配信サービスに入ってない人はこの際、入っておきましょう。暇つぶしになります。
それでも取れないときの「裏技」
それでも指定を取れないほどの混雑日というのもあります。
これは少し複雑になりますがかなり可能性が高まります。
静岡・三島・熱海で席を変える
「ひかり」や「こだま」の利用者を思い浮かべればわかると思いますが、ほとんどは静岡県内の方が使っています。
新大阪~静岡という利用者と静岡~東京という利用者がそれぞれたくさんいます。
つまり新大阪~東京の通しで指定席は空いていなくても、各々バラバラならば空いていることが多いです。
ネットで同じ新幹線の(この場合は「ひかり」でも可能性はあります)新大阪~静岡と静岡~東京を別々に予約して、駅で新大阪~東京の乗車券を買えば、席を変える必要と、値段が少し高くなりますが指定席で帰ることができます。
時間に余裕があるのならば、どうせ別々に買うのですから(乗車券は途中下車できます)何時間か間を空けて、静岡市内を観光したり、名物の「静岡おでん」でも食べてもいいと思います。
小田原駅まで指定席を予約する
神奈川県や東京の西側に住んでいる人ならば、新大阪~小田原間で探してみるのも手です。
小田原駅からは伊豆・箱根からの観光客が指定を取っていますので、新大阪~小田原間は空いていることが多いです。
小田原駅からはJRの在来線と小田急が使えますので神奈川県の方などは新横浜を使うより便利な方も多いと思います。
新横浜駅はあまり便利な所にあるとは言い難いですので、時間的にそんなに変わらない方も多いかと思います。
この小田原駅の利用は夕方に付く場合などは通勤・通学の逆方向になりますので、通常でも利用すると便利な場合もあるかと思います。
自由席を並ぶなら「こだま」の先頭車両へ
新大阪から利用するならば、指定は取らずに自由席に並ぶというのは通常の手段になるかと思います。
この場合も「こだま」を使うとそんなに競争にならずに席を確保できます。
特に先頭車両は一番のおすすめです。
自由席の利用は、行ってみなければわからない「勝負」となりますので、最悪立って帰る覚悟のある方のみの手段となります。
私は使いませんが、元気のある方はどうぞ。