イギリスの株式指数であるFTSE100とアメリカの株式指数であるS&P500を海外FXのCFDを使って投資を始めました。
積立投資は投資信託の方でやっていますので、こちらはCFDの特性を生かして
・一定間隔で買い下がりを行って、一定の利益が乗ったらその都度利益を確定していく。
・レバレッジを最大で3倍程度掛けて行う。
という方式で行います。
いわゆる「買い下がり」というものですが、FTSE100とS&P500がこれまで「右肩上がり」であった実績から
・含み損が嵩んだら「損切り」はせずに、株価の回復を待つ。
・想定上に株価が低迷したら追加で入金して「損切り」は行わない。
という戦術が取れますので、最悪の状況になっても何とか耐えられる計算です。(この場合は積立投資もかなり含み損がでているので同じことです)
株価が順調に推移してくれれば、投資信託の買いよりも2倍以上のスピードで資金が増えていくはずですし、利確したり買い下がりしたりして株価を見る楽しみが増えますので良いかと思います。
なぜFTSE100とS&P500か
株式投資やFXで普通に使われる「ナンピン」「買い下がり」手法ですが、この弱点は値段が下がって戻ってこなかった場合です。
長期に「塩漬け」になったり、最悪の場合は「二度と戻らない」なんてことも起こりえます。
しかしイギリスやアメリカの株価は過去長期的に右肩上がりに上昇しており、現在も最高値更新を短期的な上がり下がりはありますが更新し続けています。
こちらは2005年以降のイギリスの株価指数FTSE100のチャートです。
リーマンショックで一時期大きく下げましたがジリジリと回復して上昇トレンドを継続しているのがわかります。
こちらはアメリカの株価指数S&P500のチャートです。
こちらはイギリスに比べてさらに凄いスピードで株価が上昇しています。
これならばアメリカだけに投資した方が良さそうですが、そうとも言い切れない事情が一つあります。
FTSE100は配当が高さが魅力
イギリスの会社は歴史も古く安定している会社が多いので「配当が高い」ことで知られています。
1単位当たり(100万円)年間約30,000円の配当がもらえますので、CFDを保有しているだけで年間4%の投資収益となります。
CFDはスワップと呼ばれる金利相当分を取られますので(FTSE100の場合は約1%)、それを差し引いても1単位当たり3%程度の収益が期待できます。
CFDはレバレッジをかけられますので、資金の3倍のポジションを持てば3×3=9%の投資収益となります。
この投資収益を保持したまま「買い下がって、上がったら利確する」という投資ポジションを持ちますから、非常に安定性の高い投資が期待できるというわけです。
S&P500の保有コストは若干の赤字
アメリカの会社は未だに若い会社も多く、チャートのように成長力があります。ただしその分イギリスに比べて配当が低いので保有コストは若干の赤字になります。
とは言っても、年間で約0.2~0.3%程度ですので、普通に売り買いできている分には、値上がり益が相当ありますので、あまり気にならないかと思います。
問題は株価が長期に低迷した時で、その時はこの保有コストが重荷になってしまいます。
そのような時でもポートフォリオ全体で「黒字化」するために、FTSE100とS&P500で組み合わせることで「保有コストを黒字化しつつ高収益を確保する」という戦術が最適であると判断しています。
CFD投資は海外FXのXMで
CFDを取り扱っているFX会社はたくさんありますが、私は海外FXのXM を使っています。
XMは取引単位が小さいのでたくさんのポジションが取れる
XMのCFDはFTSE100とS&P500をそれぞれ0.1単位から売買が可能です。FTSE100は0.1枚で約100,000円、S&P500は0.1枚で約30,000円となります。
さらにレバレッジ100倍ですので証拠金はそれぞれ1,000円、300円で取引可能です。
あまりレバレッジをかけるのは感心しませんが、レバレッジが低いと多額の証拠金を用意しないとすぐに「強制ロスカット」にかかってしまうので、余裕があるにこしたことはありません。
ボーナスが付くので証拠金の増強が可能
日本のFX会社にはありませんが、XMでは口座開設で3,000円、入金すると500ドルまで入金額の100%、それ以上は5,000ドルまで20%のボーナスが付きます。
このボーナスは出金して現金化はできませんが、口座にある分には「証拠金として」使用できます。
例えばXMに口座開設して50,000円入金すると
口座開設ボーナス3,000円+入金額50,000円+入金ボーナス50,000円となり、103,000円の証拠金で取引が可能です。
レバレッジ3倍で取引する場合はFTSE100なら0.3枚、S&P500ならば1.0枚のトレードが可能となります。
「追証なし」なので万一の場合も安心
XMを始め海外FXでは一般的に「追証」はありません。
急な相場変動で証拠金以上の損失が発生し、口座残高がマイナスになると、日本のFX会社ではマイナス分を「追証」として請求されます。
要は借金を背負うことになります。
ところがXMでは「0カット」と呼ばれるサービスがあり、証拠金以上の負担は求められません。
口座残高がマイナスになっても、しばらくすると何事もなかったかのように残高が0にリセットされます。
朝起きたら破産していたなどの悲劇はXMでは起こりえません。
XMは100倍のレバレッジで取引ができ、また万一の場合は追証がないことから、通常時は口座には多額の資金を入れずに取引して、資金は別の投資に回すということも可能です。
今後の運用報告
このブログでは「つみたてNISA毎日積立」「楽天ポイント投資」を報告していますが、これに加えて、この「海外CFD投資」について毎週報告していこうと思います。
報告はこちらです。⇒S&P500のCFDトレードの成績