ドライブ・旅行

トンネルの中が見えづらかったのはマルチビューコンタクトが原因だった。

車の運転中にトンネルの中に入ると途端に遠くが見えづらくなってしまいます。目が悪くなったのかな、老眼が進んだのかなと思ったのですが、実はそうではなく、理由はマルチビューコンタクトの特性によるものでした。

マルチビューコンタクトレンズの特性

私は子供のころから目が悪く、高校生の時からコンタクトレンズを使っています。最近、年齢のせいか近くも見えづらくなってきたので、コンタクトを遠近両用のマルチビュータイプのものに変えました。

このマルチビュータイプのコンタクトですが、どうなっているかというと、目の中心部は遠くに焦点が合い、中間部は真ん中あたり、そして外環部は近くを見るときに焦点があうようになっています。

この構造のおかげで普段の生活においてはとても見やすくしてくれて、便利に生活できています。

今まで気づかなかったのですが、このことがトンネルの運転しづらさにつながっていたのでした。

トンネルの中など暗いところでは瞳孔が開く

人間を始め動物の目は暗いところでは光をより多く取り入れるため目の瞳孔(黒目)が大きくなるようになっています。猫が暗いところで目がギラギラしてるのは見たことがあるでしょう。その状態です。

これまで明るいところを運転していて、急に暗いトンネルに入ると、この瞳孔が開いてしまい、黒目がコンタクトの外環部に達してしまいます。

そうすると遠くを見ているにもかかわらず、コンタクトの近くを見るための部分が視野に入ってきてしまいます。その結果として近視が矯正されづらくなり、急に見えづらくなるという状態に陥ります。

これはトンネルだけでなく、普通に夜に運転するときも似たようなことになってしまいます。最近、夜の運転が見えづらくなって困っていましたが、ずっと老眼が進んだせいだと思っていました。そうではないとわかったので対策が可能となりました。

夜のドライブ対策を考えてみる

これまでは目医者さんやコンタクトレンズ屋さんの怒られてしまうかもしれませんが、夜に「運転するときだけさらに眼鏡をかける」という対策を行ってきました。眼鏡といってもごく度数の軽いものですが、それでも夜やトンネルの中などではとても見やすくなります。

健康上の問題はあるかもしれませんが、事故を起こして怪我などしてしまうよりはましかと思っています。コストコで買えば10,000円以下で買えますので安く済みます。

ただし今回、トンネルや夜が見えづらいのはマルチビューコンタクトのせいだとわかりましたので、ドライブ用にマルチビューではない通常のコンタクトレンズを買うのが一番簡単だということがわかりました。

もちろん仕事や通常の生活では近くが良く見えるマルチビューの方が快適ですので、車を運転するときだけに使う用にそれほど高くないものを買うことにします。

今回、この件について眼科でこの説明を受け、処方箋ももらってきました。わざわざ店舗で高いものを買う必要もありませんので、アマゾンか楽天で追加購入します。1枚3,000円台で買えるみたいですので予備のコンタクトとしても使えそうです。

普通のコンタクトをつけてみた結果

通常型のコンタクトレンズは届きましたので早速着けてみました。確かに遠くはくっきりと見えるのですが、近くについては焦点が合いづらいです。

老眼が相当進んでいたみたいで近くのスマホや本がとても見づらいです。マルチビューコンタクトは高いだけあってその役目は十分に果たしていたようです。これでは簡単にコンタクトを付け替えるわけにもいきません。

ということで通常はそのままマルチビューコンタクトを付け続けて、ドライブするときに限りコンタクトを付け替えるということにしました。

それから処方箋なしでもハードコンタクトでも簡単に変えることが分かったので予備のコンタクトも買うことにしました。