金融・投資信託

楽天証券「つみたてNISA」で入れるべき投信4選

楽天証券「つみたてNISA」で毎日100円積み立てをしています。

これまでの経験をふまえ、つみたてNISAに入れた方が良い投信を4つ選んでみました。

楽天・全米株式インデックス・ファンド

楽天証券つみたてNISA銘柄の中で、この1年間のトータルリターン第2位。買い付けランキングも第1位の人気銘柄です。

運用方針は「楽天・全米株式インデックス・マザーファンド」を通じ、主として「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」に投資します。原則、為替ヘッジは行いません。

要は小型株を含む全米全ての株式に投資するファンドです。

私の「毎日100円積み立て」での良好な実績を示していていますので、カタログスペックだけではない実際の運用でも最高の成績です。

ファンド管理費用も0.1696%と最低水準ですので、長期的運用にも適しています。

ただし小型株も含むので、相対的に浮き沈みが激しいので、株価が不振の時は大きく目減りして我慢が必要です。

しかしトータルで見れば、かなりのパフォーマンスを見せてくれますので、「つみたてNISA」への組み入れには絶対に外せません。

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iFree S&P500インデックス

楽天証券つみたてNISA銘柄の中で、この1年間のトータルリターン第2位と非常に高パフォーマンスの投信ですが、買い付けランキングは第23位と実力の割に非常に評価の低い投信です。

私の「毎日100円積み立て」では「楽天・全米株式インデックス・ファンド」を抑えて1位を独走中ですが、なぜか人気がありません。

S&P500は、かのバフェットが自分が、自分の死後に妻に対して「資金の90%をS&P500に投資せよ」と言ったと伝わっているように、成長力と安定性のバランスという面で最も優れた指標であると思います。

運用方針は、主として、「S&P500インデックス・マザーファンド」を通じて、投資成果をS&P500指数(円ベース)の動きに連動させることをめざして運用しています。為替ヘッジは原則として行いません。

こちらはアメリカの主要500社のみを投資対象にしていますので「楽天・全米株式インデックス・ファンド」に比べて、比較的穏やかな動きになる傾向にあります。高値掴みしづらい分、つみたて投資に向いているかもしれません。

iFreeシリーズはニッセイやeMAXIS Slimシリーズに比べてファンドの管理費用が高い(0.243%)ということもあり、ブロガーを中心に人気がありませんが、管理費用を差し引いても他の投信よりも実績が上ですので、素直に組み入れておくべきかと思います。

ニッセイ外国株式インデックスファンド

楽天証券のつみたてNISAにはMSCIコクサイ・インデックスに連動する先進国ファンドは、この「ニッセイ外国株式インデックスファンド」の他に「eMAXISSlim先進国株式インデックス」「たわらノーロード 先進国株式」「iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)」があります。

「ニッセイ外国株式インデックスファンド」「eMAXISSlim先進国株式インデックス」「たわらノーロード 先進国株式」の3投信がほぼ人気では拮抗しています。

ブロガー界隈では「eMAXISSlim先進国株式インデックス」が管理費用が安くて人気があるようですが、100円毎日つみたてをやっている実績から見ると実際はあまり大したことはありません。

一番の好成績はおすすめの「ニッセイ外国株式インデックスファンド」で、管理費用も「eMAXISSlim先進国株式インデックス」と同等ですので、スペック的にも問題ありません。

なお、管理費用が高くて全く人気がない「iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)」もがんばっていて、実績は他の投信と遜色ありません。むしろ良いくらいです。

どれを選んでもそんなに大きな差はありませんが、素直に一番成績の良い「ニッセイ外国株式インデックスファンド」を選ぶのが良いと思います。

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

最後の4つ目はディフェンシブ型のeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)です。

投資先は、国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内リートおよび先進国リートで、複数のマザーファンドを通じて投資を行います。基本投資割合は、純資産総額に対してそれぞれ12.5%です。

全資産に対して株式の比率が37.5%しかないので、株価が下落しているときにも下値への抵抗が強いです。

株価が順調に値上がっているときは物足りないパフォーマンスに感じますが、株価が調子の悪い時には唯一プラス圏で頑張ってくれたりしますのでポートフォリオに組み込んでおくと精神的も安心できます。

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日本株の投信はおすすめできません

日本株の投信は私はおすすめしていません。

毎日100円積立をやっていて、現在は株価の回復によりかなり盛り返していますが、日本株投信だけマイナスという情けない成績です。

日本株はすでに日銀等の無理やりの買い上げで相対的に高い位置にいて値上がりがしずらいこと、そして株価が大きく下がった日は、引け際に日銀がETF買いをするため、株価の下げが不十分になってしまい安値で拾えないことが理由として挙げられます。

初めから予想はしていましたが、ここまでひどい成績ですとしばらくは投資対象から外した方が良いかと思います。

本来は日本株投信を加えて5つの投信をおすすめしたいところですが、日本株のこの体たらくですので、つみたてNISAに推薦する銘柄は以上の4投信ということになります。つみたてNISAは、この4投信は外さないでポートフォリオを組むことをおすすめします