せっかく大きく利益が乗った海外株式を中心とした「つみたてNISA」ですが、今回のコロナショックで大きな含み損を被ってしまいました。
これだけ負けてしまうと心が折れてしまいがちですが、私はこのまま投資を継続します。
半値八掛け2割引
古くからの相場用語で「半値八掛け2割引」という言葉があります。
これは「暴落相場」がどこまで下落するかを表した言葉で
半値=0.5 八掛け 0.5×0.8=0.4 2割引 0.4×0.8=0.32
と大体32%程度まで下落は覚悟しておけという格言です。
日本のバブル崩壊は38,900⇒14,000と約35%まで下落
リーマンショック時は18,000⇒7,000 で、こちらも38%程度まで下落しました。
ダウ最高値から32%まで下落するなら
ダウの最高値は今年の2月20日の29,568ドルですから、その32%とすると9,940ドルとなり、現時点からさらに半分の10,000ドル割れまであり得ることとなります。
出口が見えないコロナ禍と原油価格の下落によって、ここまで下落するかもしれませんし、案外早くに「コロナの特効薬」が見つかり、原油価格のサウジとロシアの妥協も成立して、早めの回復となるかもしれません。
この辺りは「神のみぞ知る」ですので何とも言えませんが、少なくともその辺りまでは覚悟しておいた方が良いかと思います。
それでも「つみたてNISA」を続ける理由
ここまで不安定ならば、「つみたてNISA」をやめるべきと思う方もいるかと思いますが、私は淡々と続けて行こうと思っています。
理由は次の通りです。
①前述のとおり、案外と早くに収束して株価が戻すかもしれませんし、その場合に辞めてしまっては悔やんでも悔やみきれないこと。
②アメリカの株は他のどの資産よりも成長性が期待でき、これまで今回のような株価低迷期こそ投資のチャンスであったこと。
要はアメリカ株の成長力を信じて投資しているので、ぶれずに投資していこうというのが結論です。
なお、私の場合は株式は資産の一部であり、仮に大きく毀損しても問題ない範囲でやっておりますので、この程度のリスクは許容できるからの決断であること申し添えておきます。
リスクをヘッジしておくのも一つの手段
ただし、この下落相場の中でただ手をこまねいて含み損が増えていくのが耐えられないという方は「ヘッジ」を掛けておくのが良いと思います。
FXで株式指数を扱うCFDを「売り」しておけば、仮にここから大暴落した場合はそのポジションを解消すれば下げた分の利益で相殺できます。
CFDは日本の証券会社やFX業者でも取り扱っていますが、海外のFX会社、特にXMがおすすめです。
その理由は
①海外のFX会社はレバレッジ規制の外なので少額の資金で大きなポジションが取れる。
②海外のFX会社は「追証」がないので、仮に損した場合でも入金した証拠金が0になるだけで足りる。
このようなボラブリティが大きい相場では思わぬ動きによって「強制ロスカット」される可能性が高いですので「追証」のない海外FXを使うのが良いと思います。
XMは海外FX大手で日本人顧客対応に力を入れていますので、海外FXが初めての人でも簡単に始められるかと思います。
XMのCFDについてはこちらのページでも書いています。